子供にはお金教育が必要!なぜ?いつから?トラブル例や方法も紹介

子供にはお金の教育が必要です。
しかし、ここ日本ではなかなかどうしてその重要性が語られる機会が少なかったように思います。むしろ、お金に対してネガティブな印象さえ刷り込まれてきたといってもいいでしょう。
「お金の話を外でしてはいけない」「お金は汚いもの」。
こうした教育が従来の主流であったのは、正直否めません。
その結果、他国に比べ明らかに金融リテラシーで遅れをとっています。

そして、時代はキャッシュレス。
お金の価値や大切さがいよいよ不透明になってきたなかで、低金利、物価上昇、年金問題と対峙していかなければなりません。
無策であっては、子供たちが将来、より一層の難所に立ち向かう羽目になることが容易に想像できます。

そうしたなか、もちろん教育体制の状況に変化が訪れているのも事実です。
2022年度からは新たな学習指導要領として高校の家庭科で投資教育が施行されます。そう、資産形成指導の一環として「投資信託」に関する授業が導入されるのです。
いわば、大いなる飛躍のフェーズに突入しているといっても過言ではありません。

すなわち今こそ、大人たちが子供たちへ、お金についてしっかり教育していく局面です。
が、かといって、その術を果たして皆が一様に持ち合わせているのでしょうか。
お金の教育に対する素養を多くの保護者が身につけているとは、親世代が育ってきた文化から鑑みるに、やはり考えにくいです。
それゆえ、結局はなおざりになってしまう危惧すら覚えます。

そこで本記事では、あらためてなぜ子供にお金教育が必要なのかを説き、いつから学ばせるべきか、疎かにしてしまったばかりに起きたトラブル例などに言及。
加えて、子供が金融知識を身につけるべく、具体的な学習方法も紹介します。

どうぞ、ご一読ください。

◆子供にお金の教育が必要な理由

なぜ、子供にはお金の教育が必要なのでしょうか

ずばり、暮らしや生活、ひいては社会全体への影響に直結するからです。
古今東西、本来学ぶべきテーマであったにも関わらず、先述した通り日本ではどこか卑しいといった価値観を植え付けられていたように思います。
しかし、ニューノーマルな働き方を含め世の中の仕組みがどんどん変化していくなか、もはや金融教育なしでは、少なくとも未来へ羽ばたきこれからの時代を生き抜く子供たちにとっては、あまりに無謀だと言わざるを得ません。

たとえば、消費税。
「なぜ、払わなければならないのか」「どのような使われ方をしているのか」「海外と比べてどうなのか」……等々、子供のうちにそうした税金のシステムを理解することで、自分事化し政治への関心を持ちやすくなるかもしれません。その後の投票行動などにも反映され、自身の生活レベルに留まらず、国内の景気を左右するスケールへと及ぶ可能性さえ多分にあります。

金融知識を養わないまま成長してしまっては、お金に振り回される人生を送る羽目になりかねません。
したがって、基礎知識はもちろん、社会の動き(お金に関する趨勢)に対しても目配りする習慣を、子供の頃から身につけていくのが望ましいと考えます。

金融教育における世界と日本の比較

繰り返し述べますが、子供に対する日本のお金教育は世界と比べて遅れています。
たとえばアメリカでは、発達した個人主義ならではのカルチャーもあってか、自身で使うお金の動かし方、戦略を情報収集の精度とあわせて子供が小さい頃から学ばせます。
そして、イギリス。3歳から金融と経済について学習させ、小学校卒業時点でお金に関する社会構造の理解を目指すといいます。
フランスでは、NPO中心に金融教育を実施。具体的には銀行口座、信用や負債、保証とリスクといったテーマでお金の基礎知識を学ばせているようです。
ドイツもフランス同様のテーマで、NPOや国が中心となり若者向けのお金の教育体制を確立させています。加えて、退職準備に関する知識の習得などもカリキュラムのなかには含まれている模様。バラエティに富んでいることがわかります。

そうしたなか、近年にしてようやく、日本の学校でも金融教育に時間を割くようになりました。
とりわけ、先述した2022年度から高校の家庭科ではじまる「投資信託」の授業に対しては大きな期待が寄せられています。
その成果によっては、主要科目として根付くこともあるかもしれません。

と、日本の金融教育の基盤が徐々に醸成されつつあるとはいえ、やはりもっと幼いうちから触れさせておくべきでしょう。

なお、詳細は後述しますが、~こどもの未来のお金を考える~こんどう投資塾を開講します。こちらの塾(セミナー)では、先行き厳しい日本の経済下で子供たちを守るべく、学校では教えてくれないお金について、しっかり学んでいただきます。

◆お金の教育はいつからすべき?

生計や家計の管理、その価値観を日々の暮らしのなかで学べる環境づくりは、早いに越したことはないでしょう。
理想をいえば、イギリス同様3歳もしくは4歳くらいから子供にはお金について学ばせたいものです。
当然、最初からそう畏まって教える必要はありません。
親が話す言葉を子供が認識した時点で、まずはお金という概念を伝え、生活のなかでそれがいかに大切かを話すようにしましょう。

タイミングはいくつかあると思います。仮に、一緒にスーパーなどへ行く際、子供に欲しいものが出てきておねだりされることがあれば、それはチャンスと捉えていいでしょう。
「買うという行為がなぜできるのか」「どうしてこの商品は買わないのか(我慢するのか)」「そもそもお金はどうやって得るものなのか」「店員さんはどうして働いているのか」「仕事とは何か」……等々、教えられることは数珠つなぎに広がっていくはずです。

また、見るもの・触れるもの、あらゆるものが新鮮に映り感じられる時期だからこそ、その好奇心の強さは、学ぶ意欲に変えられます。
たとえば、子供に少額のお金とお買い物の主導権を渡し、 “買う”という行為のちょっとした疑似体験を与えてみるなどいかがでしょうか。
子供の成長に合わせ、お金が関わってくるさまざまな場面に可能な限り遭遇させてあげることは、教育として非常に大事だと考えます。

お金の教育不足で起きたトラブル

他方、教育が疎かな場合、トラブルを招きやすいです。
子供同士でのお金の貸し借りによる損失、携帯アプリ(ゲーム)の課金による高額請求などの悩み・相談は、年々増えています。
それもそのはず、お金を誰(どこ)からもらっているのかの問いに、子供は「ATM」と答える時代です。お金に対する価値や大切さがどんどん希薄になっていくなか、当然トラブルが起きやすくなるといえるでしょう。

些細な問題と侮ってはいけません。ときに悲劇にまで発展します。
事態は深刻化し、家計への圧迫に加え、子供の身にはいじめが降りかかってくることも少なくないのです。

「お金というものがいかに貴重であるか」「お金というものがいかに揉めごとの火種になりやすいか」
やはり小さいうちから大人がしっかり教えるべきです。
したがって、未就学児に対しても金融リテラシーを育むことは必須だと考えます。

◆お金に関する具体的な教育内容

再三お伝えしている通り、2022年度からは高校で「投資信託」の授業が実施されます。
おそらく、投資信託について学ぶことで子供たちは、運用を行う専門家の存在や株式・債券などへの分散投資する仕組みなどを知れるはずです。
これは、昨今、金融庁が“貯蓄から資産運用へ”というテーマを掲げ、国民に資産運用を行うことを促している背景にもリンクします。具体例を挙げると、確定拠出年金、NISA、iDeCoといった仕組みがまさにそう。
社会の方策を切り口に老後資金、節税、投資効率等々への知見が高まれば、金融関係の仕事が身近になると同時に、子供たち自身の資産形成の手段が広がることが実感できるでしょう。

一方で、心理的ハードルが高くならないか、懸念するところではあります。難しいものと印象づけてしまっては、たちまち金融という分野への興味・関心が無くなる恐れも考えられます。どう分かりやすく伝え、どこまで楽しんでもらえるかは一つのテーマになり得るでしょう。
適任の担当教師を選ぶにも、初めのうちは試行錯誤を要すると思います。
また、学校教育でのカリキュラムが、果たして実践的であるか否かも現時点では定かでありません。

それゆえ、やはり高校入学前の段階から馴染んでいける環境がどうしたって必要です。

子供の金融知識を効果的に育む方法

お金について教えることが目的になってはいけません。大切なのは育むことです。
そのためには退屈させない方法を取り入れる必要が出てくるでしょう。

具体的には、クイズやゲーム形式がおすすめです。
親しみやすさが伴い、遊び感覚とともに探求心を刺激することにつながります。

生活ごっこ、お仕事ごっこ、社長さんごっこ等々でお金のやり繰りを忍ばせたり、たとえばプロスポーツ選手になりたい子供へスポンサーの存在を教えたりといった具合に、やり方次第で自然と知識を植え付けることは可能です。

あまねくどの分野でもそうであるように、学習意欲や能動的な姿勢は知識の吸収力に大きく影響します。無論、金融知識も例外ではありません。

~こどもの未来のお金を考える~こんどう投資塾の授業内容

以下、開講するこんどう投資塾について言及します。

 本塾(セミナー)で教育するのは、「家庭任せでない学校では教えてくれないこと」です。

成長につれてお金と向き合う機会の増える子供たちに、高校での投資教育がはじまる前にぜひ学んでほしいと思います。

 具体的には、お金が生まれた理由と歴史、税金、仕事について、給料や会社の仕組み、株……等々を予定しています。

期待できる効果もさまざまです。

たとえば、社会保険や税金が何のために使われているかを知ることで周囲への思いやり、助け合い精神への理解が深まるでしょう。会社の仕組みがわかれば、あらゆる企業やお仕事自体に興味・関心を持てるはずです。そして、株のお勉強は、まさに投資教育。企業研究の目利きが養われ、経済の動きにも敏感になれます。

 以前よりキッズマネースクールを開き4~10歳の子供たちにお金の大切さを説いてきました。が、変革タームに差し掛かる現在、さらに伝えたいことが増えています。いわばそれが今回のプロジェクトの動機です。 

子供たちのお金に対する理解度、価値観、ひいては未来を生き抜く力の礎をしっかりと育成していきます。

◆子供の未来のために、お金の教育に力を入れよう!

冒頭でも述べた通り、世の中はキャッシュレスの時代です。
日本でもどんどん増え、当たり前になりつつあります。
そうした変遷ととともに、お金の価値や本質をきちんと見出せる世の中にするためには、やはり教育が必要です。

お金はどう発生し、どう動き、どう流れるのか。
世の中にあまた存在する仕事、その役割、会社・組織が経営、運営していく仕組み。

子供たちがそれらを把握するためには、もちろん、親の皆様の意識も大切です。

金融教育が浸透し定着していく社会を形成することは、子供を守るための盤石な土台づくりといっても過言ではありません。
すなわち、子供たちが生き抜く術(お金の大切さを理解して行動する力)を教育していくことは、わたしたち大人の大きなミッションなのです。

ぜひ、子供の未来のため、お金の教育に力を注ぎましょう!

 

【こんどう投資塾の内容はこちら】