自分に合った金融商品の選択を!
こんにちは。
名古屋の家計相談・子育て応援ファイナンシャルプランナーの近藤です。
今回は、貯蓄から投資へ!
このメッセージを受け取った皆さんが正しく選択するためのヒントになれば
と考え書いていきます。
NISAやiDeCoだけでなく他にも多くの金融商品を選ぶために
大切にしてほしいことをです。
所得倍増計画から資産所得倍増計画へ
政府は所得倍増計画と言い続けてきました。
これは従業員の給与を上げて所得を増やしましょうという内容です!
これがなかなか進まない事が問題でした。
しかし、先日の話では”資産所得倍増”となっていました!
あれ?
これは国民が自分で投資をしてお金を増やす金額を大きくしましょう!
という内容です。さらっと変わったことに気づきましたか?
貯蓄から投資へは一貫していますが、倍増計画の変更は大きいですね。
所得と資産・・・意味違いますので。
給料アップを諦めたとは言わないでしょうが
すぐに結果を出すのが難しい状況ということで、
資産所得と表現を変えたんだと思います。
これは両方必要ですよね。所得も増やして資産も増やすが理想。
そんな中政府が打ち出したのがこれ!
NISAの恒久化!?
先日NISAの金額や非課税期間を恒久化する案が出ましたね。
岸田首相もニューヨークの証券取引所で発言していました。
今までの積立NISAは年間40万円までという上限金額がありました。
そして非課税期間は20年です。
もともとNISAはイギリスのISAという制度に日本のNを付け足したもの。
イギリスではもともと金額も大きく、恒久化でした。
そこに習うということですね。
恒久化は大きいですね。いつまで運用しても非課税ということ。
これは僕らにとっては本当にありがたい改善です。
ただし金額や非課税期間が変わることで、政府の税収も下がるということです。
実際どれくらい変わるのかの予測がありました。
なんと460億。
その税収を捨ててまで政府は国民に資産運用を積極的にしてほしいということです。
本当にこのままでは・・・という危機感の表れ?
これが今後どう決まっていくかの流れは
8月末に各省庁から税制改正要望を提出
⇒1月末に税制改正大綱を閣議決定!
ここで決まるとほぼ決定です。そして3月末に国会で可決という流れです。
1月末の税制改正大綱。これは僕ら金融にかかわる人間は注目しています。
他にも暗号通貨の話や、iDeCoの積立期間、贈与の非課税などの要望が上がっています。
今年は高校の金融教育が始まり日本の金融教育の変革が始まりました。
このあたりも要注目です。
NISAもiDeCoも投資信託
資産運用のスタートしては投資信託を使います。
そうまずは投資信託についての基本的な知識はつけないといけません。
投資信託?よくわからないけどNISAっていいんでしょ?
みたいなことは基本は無しです。
最近は僕のところにNISAを始めたい。
詳しく聞きたいという問い合わせがとても増えました。
これは恒久化も含め注目されているからか、資産運用に目を向け始めたのか?
とにかくいい傾向だと思います。
確かにNISAもiDeCoもとてもいい仕組みですが、
大切なのはその仕組みが自分に合っているのか?
それにつきます。
いきなり方法論はだめです。
例えばまず行き先を決めてから交通手段を考えますよね。
それと同じで人生における目標に対してどの方法がいいのか?
それを考えないといけません。
だから僕が資産運用を始める前に絶対やってほしいことは
①まずは目標・目的を決めること
②そしてそこに合った金融商品を考える
③NISAもiDeCoも投資信託です。
投資信託を知り、そのリスクを理解して確実に回避できる知識を付けましょう。
僕は皆さんの人生でやりたいことを叶えてほしいし、
お金で将来困る人生を送ってほしくないので資産運用はmustと考えます。
その中で自分に合った商品や考え方を選ぶサポートをしたいのです。
長期保有が基本なのに・・・
今資産運用が注目されている中、NISA・iDeCo等の保有が増えていますね。
◆どこで保有している?
これはネット証券がダントツ!そのあと大手証券会社、
メガバンクと続きます。
◆販売金額は⁉️
ネット証券は大手証券会社の7倍
◆では証券の平均保有期間は?
ネット証券は2.5年に対し、大手銀行や証券会社は3.5~4.6年。
顧客数も多く、販売額も多いのでなぜネット証券は保有期間が短いのか?
その答えは顧客層です。
銀行や証券会社の顧客は6割以上は60歳以上。
つまり資産がある方がプロに相談している感じですね。
ネット証券は、20~40代が半分以上です‼️
つまり投資をよくわからないけどスタートしたり、
世の中の流れで始めてみたいという層が多い。
ネット証券は気軽な代わりに担当者がつかないため、
変動に一喜一憂してしまいます。
フォローできる担当者がいたら解決できる話もたくさんあります。
まずはライフプランから
自分の目的に合った金融商品を正しく選ぶなら
まずは現状把握と目標設定です。
これは必須だと思います。
結局のところライフプランを立てることだと考えます。
これからの人生100年時代をただ生きるのではなく、
充実した人生、お金に困らない人生を送るためには
ここからです。
ライフプランの考え方や、そこに合った理想の人生を叶えるために
選ぶべき金融商品を考える。
ここは本当にプロのアドバイザーが必要だと僕は考えます。
FPが本当に価値のあるパートナーになればうれしいです。

子育て世帯専門のファイナンシャルプランナー
<資格>
ファイナンシャルプランニン技能士2級/証券外務員2種/住宅FPエキスパート資格
CEOキッズアカデミー講師/キッズマネースクール認定講師
子育て世帯専門に年間100世帯以上のお金の相談に対応。お子様が寝てからのオンライン面談も好評。
こどもと大人のお金の先生として子供への金融教育にも力を入れており、おこづかい教育などは非常の評価されています。
子供の起業家マインドを育てるオンラインスクールなど、大人も子供も生き抜く考え方を伝えています。
身近で気軽に相談できるパートナーになれるようにわかりやすいセミナーやコンサルを心がけています。