コロナ明けの世の中に子育て世帯が考えていくべきお金とは?
こんにちは。
名古屋の家計相談・子育て応援FPの近藤です。
今回は、コロナによる規制がなくなった中で
今までの生活と変わっていくものなどもここで考えていけたらと思います。
コロナが”5類感染症”になって子育て世帯が考えること
5月8日からコロナは”5類感染症”となりました。
これによって何が変わるのかをまとめていきます。
①陽性時の外出自粛は個人の判断へ
②療養期間は発症翌日から5日間(推奨)
※同居家族の外出自粛も求められません。
③発症後10日間はマスク着用など人にうつさない配慮
④治療費に自己負担額が生じます。
⑤患者登録、健康観察等がなくなります。
⑥無料検査が終了します。
本当に普通のインフルエンザと同じですね。
マスク着用義務はなくなりますので街中でもだいぶ外している人も増えましたね。
医療機関もようやく通常診療に注力できるようになります。
もちろんまだまだ注意は必要ですが、
経済活動はほぼ元通りだと思っています。
その中でしっかりと経済の成長に注目して自分の生活を
守る防衛を考えていかないといけませんね。
また同じことが起こったら同じような補助はないかもしれません。
長い人生において、感染症だけでなく最近多い地震といった天災。
仕事がなくなる、病気になるなども・・・
こんな時に自分を守るためのお金を確実に確保しておく。
今ない方はしっかり資産を作っていくこと。
まず普通の日常が当たり前じゃないことに感謝を忘れず。
しっかり前向きに過ごしていきましょう。
コロナが明けて行動が変わることで経済が動く!
ゴールデンウィークでもわかる変化
さてコロナ感染リスクが低下し水際対策の緩和によって
外国人観光客も急増するなかで、今年のGW期間中は
国内の旅行・観光消費額は大幅増加しました。
日本経済全体にも好影響をもたらしていますね。
JTBによるとGWの国内旅行者数は2470万人と推計され、
1969年の調査開始以来最多になる見通しとのこと。
お出かけ需要を見込みオリエンタルランドやJRなどのレジャー関連銘柄が
軒並み年初来高値を更新しました。
円安傾向もあり外国人にとって日本旅行はお得となっているため、
インバウンド消費も大幅増加。
GW期間の日本人と外国人の合計旅行消費額は2.9兆円と
予測されており、経済回復の起爆剤となりそうです。
日本経済の活性化はすれしいことですが、
海外からの旅行客のマナー違反に悩まされることも少なくないとか。
物価が安いが売りではなく、品位のある状況は作っていきたいですね。
海外からの人材流入はさらに増えるため、しっかりモラルの浸透も
課題になっていきます。
マスクが自己判断になり化粧品が好調に
マスクの制限がなくなったことで、
化粧品の売り上げが好調というニュースがありました。
今までは新型コロナ感染対策でマスク着用が
政府が呼びかけていました。もはや少し懐かしい(笑)
3月13日に「マスクをするかしないかは個人の判断」となりました。
その後、今まではマスクで隠れていた口元が見えるため
化粧品を購入する人が増えたようです。
特に口紅は今年の3月に売れた金額は昨年3月に比べ81%も増加しました。
合わせてチークなども売り上げを伸ばしています。
外出も増える関係から日焼け止めや乗り物の酔い止めもかなり売れています。
コロナ禍で抑えられていた社会活動が復活してきて、
経済活動も各分野で活発になってきたと思います。
経済活動が戻ってきた今、子育て世帯が考えるべきこと
まずマスクを外して生活できる。
外出制限がなくなって今まで我慢していたレジャーに行けるなど
いろんなことができるようになります。
これは本当にうれしいことです。
そんな中で、今までのコロナ支援の影響や異次元の子育て対策などの
財源をどうするのか?
雇用保険などの社会保険料の値上げはすでに起こっています。
まだまだ電気代が上がる話も出ています。
実際にエネルギーの価格上昇はまだまだ心配です。
輸入大国の日本では物価上昇は逃れられない現実ですね。
いつ同じことが起きても逃げれる資産をつくる
今回のコロナで、多くのことを学びました。
国の一言で活動をここまで制限されることが起こる。
では次同じことが起きたらどうするのか?
もちろん多少の支援はあると思いますが、
基本自分の身は自分で守ることが必要です。
コロナだけでなく、日本は台風や地震などの天災も多い国です。
何も起こらないなんてことはありえません。
だからこそ、やはり自分たちを守るための緊急資金の確保は必須です。
いくら銀行にあればいいのか?
いろんな考えがありますが一般的には生活費の会社員の方は3~6か月。
自営業の方は1年分のお金が緊急資金であるといいといわれています。
個人的には今回のコロナの長さを考えると会社員の方も6か月はあれば
より安心かなと考えています。
まずはしっかりと緊急資金を確保することは大切。
そして守るための資産運用も重要
緊急資金が大切である話を伝えましたが、
それだけでは足りません。
次の災害はいつ来るのか?
どれだけの影響があるのかもわかりません。
だからこそ、緊急資金を確保すると同時に、
将来に向けた資産運用は重要です。
緊急資金を確保したうえで、その先の物価上昇が
続いた場合はなら6か月耐えれるが、10年後には3か月しか
耐えられないことになることも起こります。
現状日本では低金利が継続されます。
だからこそ物価上昇以上の運用を行う必要があるんです。
日本にいる以上、他国に比べてこの視点は大切ですが
そこに抵抗がある状況が日本の大きな課題の一つかな?
と思っています。
まとめ
今回はコロナが明けて動き始めた経済や
ここで経験したことをこれからどう生かしていくか?
しっかりお金を稼いでいかないといけない子育て世帯だからこそ
教訓にしていかないといけないと思います。
やっと終わった!
だけでなく、また同じことが起こっても心配しなくていい
準備を。経験から学べるのは人の最大の強さだと思います。
日本だからさらに必要な考えですね。
全ての子育て世帯がお金で知らないことで損をしない人生を!
これがRACの想いです。
100世帯あれば100通りの考え方や資産運用の仕組みがあります。
誰かの真似ではなく自分に合った内容を、自分で選びこと。
幸せな人生にはお金は必要です。
ぜひしっかり向き合うきっかけにしてください。

子育て世帯専門のファイナンシャルプランナー
<資格>
ファイナンシャルプランニン技能士2級/証券外務員2種/住宅FPエキスパート資格
CEOキッズアカデミー講師/キッズマネースクール認定講師
子育て世帯専門に年間100世帯以上のお金の相談に対応。お子様が寝てからのオンライン面談も好評。
こどもと大人のお金の先生として子供への金融教育にも力を入れており、おこづかい教育などは非常の評価されています。
子供の起業家マインドを育てるオンラインスクールなど、大人も子供も生き抜く考え方を伝えています。
身近で気軽に相談できるパートナーになれるようにわかりやすいセミナーやコンサルを心がけています。
また南山大学アメリカンフットボール部監督として、大学生の人間形成にも注力しています。