変動する為替!日米の発言による金利情勢の変化に注目

こんにちは。
名古屋の家計相談・子育て応援FPの近藤です。

今回は最近何かと話題にもなっている為替と
経済の話を書いていきたいと思います。

<12/7の動き>

一時1㌦=141円台、急激な円高の背景とは

植田日銀総裁が7日に国会で行った
「年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」との発言により
マイナス金利政策が早期に解除されるとの観測が金融市場にて広がり、
国内の長期国債利回りが大幅上昇しました。

一方米国では、利上げ打ち止め観測から来年の利下げ予想が広がるなか、
米長期国債利回りは大幅低下し10月の5%越えから今や4%割れも
視野に入る水準まで低下しました‼️

為替レートの方向性は日銀だけでなく米国の金融政策で決まるものであるため、
今回の動きは市場の過剰反応だったと思われます。

今後は見通しが分かれてしまいます。

<12/13の動き>

12/13のFOMC(アメリカの金融会議)において最終的にFRB(アメリカの日銀)が
利上げをせずに据え置き、来年から3回の利下げを見込んだ発言がありました。

アメリカが金利を下げる➡️日米の金利差が縮小するため瞬発的ではなく
継続的な円高に振れていく可能性が高くなりました。

それに伴ってアメリカの株価が上昇しました!
この理由は簡単ですよね。

金利が下がるため、アメリカ企業が資金調達が容易になり活発化するという予測で株価が上がりました。
こうして金利政策を見ていくと経済の動きがわかりますね。

<12/19の動き>

そしてまた日本銀行の植田総裁の発言が注目されていますね。

そこで昨日、植田総裁から金融緩和を継続するという事が発表されました。
そこで慎重に様子を見ていた市場が結局金利差は高いままとなり、結局円安に動いたんです。

日米の金融政策に左右されますが、
外資系金融機関と国内金融機関で見通しが分かれています

米ゴールドマン・サックスなど外資系は、
米景気は軟着陸で米金利が高止まりするとの予測から24年末1㌦=145~150円と予想。
一方国内金融機関においては米景気の減速と
日銀のマイナス金利政策解除を背景に24年末1㌦=125~135円を予想。

プロが意見がわかるのでどちらになって驚かないように備えましょう。

ただ金利情勢はやはり経済への影響が大きいためしっかり注目していく必要がありますね。

全ての子育て世帯がお金で知らないことで損をしない人生を!
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