闇バイトの誘惑から子供を守る!家庭でできる金融教育と防犯教育のススメ

こんにちは。
子供と大人のお金の先生、FPこんけんです。

最近、ニュースでよく耳にする「闇バイト」。
中高生や大学生が、SNSを通じて誘われ、知らず知らずのうちに
犯罪に関わってしまう事件が後を絶ちません。

「うちの子に限って…」そう思いたい気持ち、すごく分かります。
でも、スマホ一つで簡単に「楽に稼げる」甘い言葉が届く今、
どの家庭の子どもにもそのリスクは潜んでいるんですよね。

今回は、親として私たちができる「金銭教育」や
「デジタルリテラシー」について、一緒に考えてみたいと思います。

なぜ子供が闇バイトに巻き込まれるのか?

子どもたちは「簡単にお金が手に入る」と聞けば、
つい心が揺れてしまいます。
大人だって楽して稼げると言われて詐欺に引っかかるってありますよね。

子供はさらに無知なんです。
その中で考えられる理由はいろいろあります。

◆欲しい物があるけど、親に言い出せない

◆家でお金の話をしないから、稼ぎ方がよく分からない

◆自分に自信がなくて、「誰かに認められたい」気持ちが強い

そして、SNSでは「荷物を運ぶだけで3万円」
「簡単なバイトで日給5万」なんて言葉が飛び交っています。

怖いのは、それが違法行為だったとしても、
最初は本人も気づいていないことが多い、ということ。

お金のこと、家庭でちゃんと話してる?

「お金の話ってなんとなくしづらい…」という家庭も多いと思います。
でも、お金の教育って、実は家庭が一番の学びの場なんですよね。

この話は何度も記事に書いてきました。
子供を守るためにもお金の話を家族ですることは
本当に重要なんです。

過去記事はこちら

例えば、小さい頃からお小遣いを渡して、
「使う」「貯める」「欲しいものの優先順位を考える」習慣をつける。
「どうやってそのお金を手に入れたのか?」
というプロセス(働くことの価値)にも触れていく。

そして時には、「悪い稼ぎ方」についても話すことが大切です。
「こんな仕事はダメだよ」って、一緒に考えることが、
将来の判断力につながります。

お金は誰かの役に立ったり、喜んでもらうことに対する
対価なんです。

逆の考えでもらうお金はおかしい!
そんな感覚を身に着けていきましょう。

スマホ=危険と隣り合わせ?

スマホを持たせる時、つい「時間を決めて使おうね」とか
「課金しないでね」みたいなルールばかり言いがちですが、
それ以上に大事なのが「知らない人とのやりとり」について。

  • 知らないアカウントから連絡が来たらどうする?

  • 怪しいバイト情報を見つけたらどうする?

  • もし不安なことがあったら、誰に相談する?

こうした「もしも」を事前に親子で話しておくだけでも、かなり違います。
「困った時は親に話していいんだよ」っていう安心感を、
日頃から育てておきたいですね。

例えばこんなメールという内容を見せてもいいと思います。

フィッシングメールも本当に巧妙です。
私も”国税庁”とか金融機関からのメールは焦ることがあります。

親にできる、ささやかなけど大切なこと

正直、私たち親も忙しいですし、
子どものこと全部を把握するのは無理です。
でも、子どもが「話しやすい雰囲気」をつくっておくことはできます。

  • 日常的に学校のことや友達のことを聞く

  • ニュースで闇バイトの話が出たら、「もし誘われたらどうする?」と会話のきっかけにする

  • 「お金に困っても、相談していいよ」と伝えておく

こうした積み重ねが、子どもが間違った道に進む前の「ストッパー」になります。

どんなこともコミュニケーションに尽きる
お互いの事を理解するという事に繋がりますね。

最後にまとめ

いかがでしたでしょうか?

闇バイトの問題は、一見すると遠い話に感じるかもしれません。
でも、現実にはSNSを通じて、私たちのすぐそばに忍び寄ってきています。

だからこそ、「お金の教育」や「デジタルリテラシー」は、
今すぐ家庭で始められる“最強の予防策”です。

子どもを信じながら、でも守るためにできること。
それを、少しずつ一緒にやっていきましょう。

そのためにも親がまずしっかり金融を学ぶ事。
親子でお金に強くなるをテーマにいつでもご相談ください。

子供を守る教育=金融教育。

ぜひこの記事が参考になればうれしいです。

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幸せな人生にはお金は必要です。
ぜひしっかり向き合うきっかけにしてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。